上京 | 中華の足跡・改

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中国から帰り、北海道に暮らしつつ、台湾とつながる生活。

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コウが生まれてすぐ、相方のお母さんには1か月ほど来てもらって、いろいろと助けて頂いた。

ウチの母親も一日だけやってきて、コウを見ていった。

が、それから約一年と半年。

コウもすくすくと成長し、歩き回り駆け回り、うきゃうきゃ笑っては意味不明な単語を口にする。

そういう姿は、見ていない。

双方の父親に至っては、いまだ実物のコウを見ておらず、写真や動画だけである。

さすがにそろそろ、見てもらわないと…。


そんなわけで、土日だけの強行軍ながら、帰省を敢行することにした。


土曜日の早朝、出発。

千歳発8時の便で、羽田へ。


コウにとっては初の飛行機でどうなる事かと思ったが。

終始不安そうな表情を浮かべてあたりをきょときょと見回してはいたものの、大泣きすることもなくどうにかクリア。

羽田からはレンタカーで、まず俺の実家・柏へ。


昼くらいに実家到着。

じいちゃんばあちゃんと対面したコウ。

俺か相方が抱いている分には、泣かない。

泣かずに、じーっと観察。

コウなりに、状況判断をしているようだ。

ご飯を食べて、時間が経つにつれてだんだんとリラックスしてきたようで、力も抜けてきた。

動きたそうだったので、降ろすといつも通りに部屋を歩き回り始めた。

もうウチの両親の事も怖くなくなったようだ。

抱かれてもおとなしい。

愛嬌を適度にふりまいて、じじばばの二人はすっかり骨抜きにされてしまった。


その後、松戸の母方の祖母のもとへ。

97歳という高齢ながら元気で、言葉もはっきりしている。

こちらへもコウの披露を。


初対面の人への対応になれたのかどうか、コウの態度は先ほどとほぼ同じだったものの、慣れるのも早かったようだ。

おばあちゃんにもおとなしく抱かれていた。

いやよかったよかった。


夕方、家を出て、船橋の友達のところへ。

この友達にも、コウより数か月遅く誕生したお子様がいるのであった。

どんなもんだろう。


さてその友人宅。

友人の預言(?)通り、お子様は俺らの登場に大泣き。

というか、このくらいの年齢だとこれが普通らしいのだが。

コウは、泣くそぶりもなく。

その家の子供用おもちゃを勝手に引っ張り出しては遊び始めた。

なんて奴だ。


時間も時間なので、あまり長居もできずに辞去。

次は相方の実家、三鷹へ。


到着したときは、コウはややうとうと。

抱いたままいったん家に入り、荷物の整理等しているときに目を覚ましたのだが。

非常に間の悪いことに、かなりの近くに、犬を抱いたお義父さんがいたのだった。

室内犬で、犬種には詳しくないので正確にはわからないがコリーっぽい犬。

かわいいが・・・初めて本物の犬を見るコウにとっては衝撃が大きすぎたらしい。

ぎゃあ、と、聞いたこともない大きな叫びをあげ、相方にしがみついて大泣き。


しばらくすると落ち着き、お義父さんやお義母さんとも無事に対面を果たしたものの、犬に対しての恐怖心は最後まで抜けないままだった…。


そのまま泊めてもらい、日曜日はゆっくりと。

コウの散歩がてら近所のお墓参りだけして、昼過ぎに羽田へ出発。


いろんな体験をしたコウだが、マイペースはあまり変わらず。

羽田空港内では元気いっぱいに走り回り続けていた。

その分、帰りの飛行機ではぐっすり。


そんな具合で、まず初の帰省は終了。

またの機会をー・・・。